JAS BOEING 777-289 Rainbow 777         1/200  ハセガワ 








 <JAS レインボーセブン について>

 旧JAS(日本エアシステム、現在は統合によりJAL)は、1996年12月3日シアトルのボーイングフィールドにて
 ボーイング777を受領しました。
 白の機体にレインボーのストライプを巻いた777は、デザインコンテストで最優秀賞を受けた中学2年生の作品を
 実機にデザイン塗装をしたものです。JASの777は、国内線で初の3クラス制(スーパーシート・レインボーシート・
 レギュラーシート)キャビンを採用した機体で、機内すべてのシートにビデオモニターが設置されたのも日本のエア
 ラインではJASの777が最初です。1997年4月1日より国内線で運行を開始。

 <B777 について>

 B777は世界最大(当時)の双発旅客機です。その大きさはB747に迫り、装備するエンジンはプラット&ホイットニー
 PW4000、ジェネラル・エレクトリックGE90、ロールスロイストレント800といった推力34,000Kg〜38,000Kg
 級のエンジンが選ばれ、エンジンの太さはB737の胴体に匹敵します。
 また、ボーイングの旅客機としては初のデジタル・フライ・バイ・ワイヤを採用した機体です。しかし、エアバス機と違い
 コクピットには従来機と同様に操縦輪が残されていて、その違いは飛行可能領域保護に対する考え方にも出ていま
 す。エアバス機ではパイロットが飛行可能領域を超えようとすると操作がキャンセルされるのに対し、B777では飛行
 領域を超えようとするパイロットの操作に操縦輪が重くなる等の警告は出るが無視すれば、飛行可能領域を超過する
 ことができるのです。これは、あくまでもパイロットの決定を尊重するというボーイングの意思の現れとも取れます。
 そのほかにもB777には最新のアビオニクスが装備され、表示もB747−400でも使われたCRTディスプレイに
 代わりLCD(液晶)ディスプレイが使われています。機体の開発、生産には日本の航空業界も参画していて、全体の
 20%以上を日本で生産しています。特筆する点として、B777は開発段階からユーザーである航空会社が一緒に
 なりユーザーフレンドリーな飛行機を造るという、「ワーキング・トゥゲザー」の精神から生まれた初めての飛行機です。
   
 <データ>

 全長:63.79m  全幅:60.93m  全高:18.52m  航続距離:7,350Km    

 エンジン:プラット&ホイットニー PW4074  推力:33,840Kg × 2

 座席数:380席(スーパー12席・レインボー38席・レギュラー330席)

                                           (株)長谷川製作所 組立て説明書より抜粋


 
 


 
 2011. 09. 03 〜 04 高松ニッパーズ第7回作品展  : サンポート高松1F市民ギャラリー

 2012. 3. 3 〜 4. 8 高松ニッパーズ プラモデル展 : 高松市石の民族資料館