ボーイング737−800は、短・中距離のジェット旅客機で737NGと呼ばれ、第2世代の737−300、−400、
−500のアビオニクスを一新した機体です。コクピットは777と同様にCRT6面の完全なグラスコクピットとなっており
主翼、尾翼は翼面積を増大、特に主翼は新設計の主翼となり、翼端にはオプションでブレンディッドウイングレットを
装着できます。このウイングレットは燃費の向上と離陸性能のアップが図れます。エンジンは同系列のCFM56ですが
燃費向上を図ったエンジンを搭載しています。737NGシリーズには120席クラスの−600、標準型の−700、胴体
延長のストレッチ型−800、−900があり、−700・−900各型の長距離仕様にERも加えられています。
737はデビュー当時から短距離路線機というイメージが強かったのですが−700ERにおいてはフェリー等で太平洋
ノンストップ横断もこなす機体に進化しました。
全日空では、737−700の1・2号機は通常のトリトンブルー塗装ではなくゴールド塗装の「ゴールドジェット」となり、
新型機であることを強烈にアピールしました。
<データ>
全長:33.60m 全幅:35.80m 全高:12.50m 最大巡航速度:マッハ0.82 最大座席数:149
エンジン:CFM56−7B ×
2 推力:11,975Kg ×
2 最大航続距離:6,225Km
(株)長谷川製作所 組立て説明書より抜粋
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