純国産スーパーMRスポーツに胸を熱くしたMID4。 87年秋の第27回東京モーターショーに展示された。 改良型の2代目もリトラクタブルヘッドランプやミッドシップ方式を採用するが、最初のプロトタイプ(T型)と 比べると、はるかに洗練されたフォルムになった。 横置きに積まれていた3リッターのV6エンジンは縦置きに変更され、ツインターボで武装することによって 330ps/39.0kgmまでパワーアップされている。発売が期待されたが、残念ながらお蔵入りとなった。 しかし、サスペンションや4WDシステム、ツインターボエンジンなど、技術の多くは R32型GT-RやZ32型フェアレディZに活かされている。