68年型のミウラP400Sをベースに全損事故を起こしたイオタの開発コンセプトを継承したモデルです。 75年11月から改造をはじめ翌年4月に出荷、エンジンはドライサンプ化されたV型12気筒DOHCを400ps /8500rpmにチューニング。エンジン強化に伴ってダンパー、スタビライザー、ディスクブレーキなど、シャシー まわりでの改造が図られました。外観上では固定式ヘッドランプ、フェンダー後端のエア・アウトレットや大きく張り出されたリア・フェンダー・フェレア、そのフェンダー内に収められるBBS製メッシュホイール、ルーフ後端に備わるリアウイングなど固有のディテールを持つことから特別にSVRと名付けられた。