BMW R80G/S  with PARIS DAKAR RIDER   1985
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1/12 オートバイシリーズNo.56 BMW R80G/S と パリ・ダカ・ライダー        (株)タミヤ
 1月1日にフランスのパリをスタート、地中海を渡り、砂漠を越えてアフリカ最西端の都市、セネガルのダカールまでの
 約14,000Kmを3週間で走破する、世界で最も過酷なレースがパリ・ダカールラリーである。
 完走すら難しいと言われるこのラリーで、84・85年と2年連続2輪車部門優勝を飾ったのがBMWです。
 1985年、ガストン・ライエにパリ・ダカ2連勝をもたらしたBMW R80G/Sはもちろんスペシャルチューンが施された
 ワークスモデルです。エンジンはBMW伝統の水平対向2気筒、排気量980ccで71馬力を発揮。トルクフルで扱い易い
 特性と伝統の中で鍛え上げられた信頼性が大きな武器となっています。このエンジンをクロームモリブデン鋼のダブル
 クレードルタイプのフレームに搭載。少し後傾してマウントされているのが特徴です。リアーサスペンションにはノーマル
 の片持ち式から2本サスに強化され、ホワイトパワー製のショックを採用しています。そして、最もパリ・ダカらしい装備
 と言えそうなガソリンタンクは実に50リッターの容量を持ったケブラー製。さらに、シート下にも10リッターのサブタンク
 も装備しています。
 85年のレースではライエのほか、ロワゾー、ハウの3名がBMWのワークスとして参戦。事故やトラブルに見舞われて
 ロワゾーとハウの2名はリタイヤ、ライエも前半30位にまで落ちる苦しい展開となりましたが、後半の追い上げで見事
 2年連続、BMWにとっては4回目の優勝を飾ったのです。 

 
 2008. 9. 6 〜 7 高松ニッパーズ第4回作品展  : サンポート高松1F市民ギャラリー